がんと診断されて病院を選ぶ時 少しでもいい病院・医師にかかりたい・・・情報を探すときのヒント
検診でがんと診断されて、
「病院どうしますか?」と言われたら、、、
日ごろ考えもしなかったこと
いきなり聞かれても
どのように選んだらいいかわからない。
インターネットで情報を探すも、玉石混合 どれが良いのか見抜けない
混乱するばかり・・・
日ごろから信頼できる主治医の助言があればベストですが、
自分で考えるときのヒントご紹介します。
①『標準治療』の意味を知らないと”かしこい選択”はできない。
②病院を探すサイト
③病院の選択について、専門家に無料相談できる(国の制度に基づく)相談先
①『標準治療』という言葉の理解はとても重要
治療を受ける病院や医師を選ぶための一つの目安は、標準治療を受けられるかどうか、ということです。そして、そのうえで場合によっては、標準治療を踏まえた上で、担当医がさらに適切だと考える治療を提案することもあります。
注意!
『標準治療』
という言葉は”普通の並の治療”というイメージを抱く人が多いですが、
違います!
『標準治療』とは、
科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療をいいます。
一方、推奨される治療という意味ではなく、一般的に広く行われている治療という意味で「標準治療」という言葉が使われることもあるので、どちらの意味で使われているか注意する必要があります。なお、医療において、「最先端の治療」が最も優れているとは限りません。最先端の治療は、開発中の試験的な治療として、その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価され、それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨されれば、その治療が新たな「標準治療」となります。
国立がん研究センター がん情報サービスホームページより抜粋
https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/hyojunchiryo.html
つまり
『標準治療』とは現在利用できる最高の治療。
②病院を探す
国立がん研究センター がん情報サービスのサイトに
「病院を探す」というところがあります。
☆かなり詳しい情報が手に入ります。
https://www.scchr.jp/cancerqa/17_kjyogen_10001.html
通いやすさも大切です。
手術だけなら遠くの病院でも受診することができますが、
手術だけでなく放射線治療、抗がん剤治療が必要になり通院するかもしれません。
通えないと病状に合った治療ができません。
③病院の選択について、専門家の情報力を活用しよう!
病院の選択について、専門家に無料相談できる相談先があります。
がん相談支援センター
https://ganjoho.jp/public/consultation/cisc/index.html
「がん相談支援センター」は、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されているがんに関する相談窓口です。
その病院に通院していなくても、どなたでも無料で使えます。まずは電話でたずねてみる!
一人で調べるより、専門家の情報力を活用した方が何倍も速く確かな情報が得られる可能性大!
(^^)/
すでに主治医がおられる方は、
”主治医とのコミュニケーションを大切にする”
これが最重要です!
セカンドオピニオンも上手に活用しましょう。